寒さ対策としてのジョイントマット メリットとデメリットは?

昨年の夏、これまで使っていた
カーペットを捨てました。

夏はカーペットを敷かずに
畳のまますごしたのですが
冬になって何か敷かないと寒いです。

ジョイントマットを
部屋の寒さ対策として床に敷くのは
どうなんでしょう?

 

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寒さ対策としてのジョイントマット

ジョイントマットに限ったことでは
ありませんが、床にマットなどを敷けば
床からの冷えを遮断することができます。

床がもし氷でできていたら
冷たい床で空気が冷やされるので
当然部屋は寒くなりますよね。

でも氷の上に
何か敷いたらどうなるでしょう?

とりあえず裸足で踏んでも
冷たさは緩和されますよね。

フローリングもこれと同じで
むき出しになっているよりも何かを敷くことで
冷たさを防ぐことができます。

その敷物がジョイントマットだったら
どうなのか?

実はジョイントマットそのものに
高い断熱効果があります。

実際に使っている人の話では
ジョイントマットを敷くだけで
部屋がだいぶあたたかくなったそうです。

メリット・デメリットを
詳しく見ていきましょう。

 

ジョイントマットのメリット

 

1.保温効果

今回の目的として一番
重要なのがこれです。

低価格なジョイントマットでは
素材にポリエチレンが使われている
ことがあります。

あたたかさのためには
断熱性の高いEVA樹脂素材のものを
おすすめです。

EVA樹脂素材は空気を多く含んでいるため
断熱効果があります。

それによって、あたためた部屋の空気が
床下に逃げるのを防いでくれます

同時に床からの冷えからも
守ってくれます

厚みも色々ありますが
分厚いもののほうが効果も高くなります

 

2.防音、衝撃を吸収

スポンジのような弾力性があるため
衝撃を吸収してくれます。

小さいお子さんのいるご家庭で
よく使われているのは
これが理由でしょうね。

物の落下による床と物両方の破損からも
守り、衝撃音も吸収してくれます。

 

3.防水効果

カーペットに液体をこぼすと
拭き取るのが大変です。

ジョイントマットの場合は
防水効果があるので
拭き取れば済みます
(表面による)

 

4.部分的に掃除、洗浄、交換などできる

上記の液体をこぼしたケースで
表面がカーペット風になっている場合でも
部分的に取り外せます

汚れた部分だけ取り外して洗えばOK。

 

5.必要な広さ分だけ敷ける

カーペットだと部屋の状態によっては
必要な部分にのみ敷くというのが
難しい場合があります。

ジョイントマットであれば
必要な部分にのみ敷くのは簡単ですね。

家具がある場合にも
ジョイントマットをカットする
こともできます。

 

6.ダニが住みにくい

表面に毛足がないので
ダニの住み家になりにくいです。

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表面がカーペットのようになっている場合は
マメに掃除をしましょう。

 

ジョイントマットのデメリット

 

1.連結部分にホコリやゴミがたまる

想像しやすい状態だと思いますが
マットの連結部分にホコリやゴミが
たまりやすいです。

 

2.連結部分の下へホコリやゴミが落ちる

連結部分にたまったホコリやゴミは
マットの下へ落ちていきます

表面のマメな掃除で緩和はできますが
完全に防ぐのは難しいです。

 

3.掃除のとき真ん中まではがさなくてはいけない

マットの下にホコリが落ちても
部分的にはがすこともできるので
掃除は簡単とも言えます。

ですが全体的に連結部分の下まで
掃除しようとすると
真ん中まではがさないといけません。

簡単なようでもありますが
実際にやるとそこそこの手間が
かかります。

このことは1枚のサイズが大きい
ジョイントマットにする
ことで
連結部分を少なくすることができます。

 

4.滑りにくい加工がしてあると裏にもゴミがつく

滑り止め加工は使いやすさを
アップしてはくれますが
掃除の際には少し面倒が増えます。

ゴミも滑りにくくなるからです。

滑り止め加工がしてあるマットでは
裏側の掃除にも注意してください。

 

5.マット下にカビが発生しやすい

メリットの方でジョイントマットの
防水効果を挙げました。

防水効果があるということは通気性
ありません。

ということはマット下に湿気があれば
逃げ場がなくなりカビにも
ダニにもいい条件が揃います。

液体をこぼしたときの
拭き取りと乾燥は十分に
行いましょう。

またジョイントマットの上に
布団を敷いて寝ている場合には
マット下に湿気がたまります。

マットを敷きっぱなしにせず
時々持ち上げて湿気を逃がしましょう

 

6.マット下・連結部分にダニが発生しやすい

メリットのほうでダニが住みにくいと
紹介しました。

ジョイントマットの表面には
住みにくいです。

ですがマットの連結部分とマット下には
ダニが住むことは可能です。

デメリット5の湿気が発生すれば
ダニの好む環境の完成です。

カーペットよりは
まだマシのような感じもしますが
掃除は怠らないようにしましょう。

 

7.洗った後干すときに場所を使う

部分的に洗えるのは便利ですが
一度に何枚も洗うと
干すスペースの確保が難しいです。

素材自体が軽いので
風があると飛ばされたりもします。

 

8.長年使うと連結部分にゆるみが出る

数年使うと連結部分に
ゆるみが出てきます。

これまでのデメリットで連結部分の
ことをいくつも指摘しました。

ここがゆるむと結構な問題に
なります。

ホコリやゴミがマット下に
落ち放題になるので
連結部分にはよく注意しておきましょう。

 

9.取り外した時の収納場所

枚数にもよりますが
取り外して収納する場合には
それなりのスペースが必要になります。

寒さ対策のためには厚みのある
ジョイントマットがオススメですが
厚みのあるものは余計にスペースもとりますね。

 

まとめ

寒さ対策には効果が高そうですが
掃除に手間がかかりそうな印象です。

とはいえ、カーペットなどを敷いた場合でも
ダニの心配はありますし掃除は必要です。

個人的にはジョイントマットは
マメで掃除が苦にならない人のほうが
使いこなせそうに思います。

1度買えば数年は使いたい物なので
慎重に選びたいですね。

メリット・デメリットをお役立ていただければ
嬉しいです。

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