服の毛玉はなぜできる？つきにくくする予防法と処理方法

ニットなどに多いですが
洋服の毛玉…

あれ、嫌ですよねぇ。

見た目もなんだかみっともないし
かといってきれいに取るのも
なかなかの手間です。

毛玉をつきにくくし
ついた毛玉を簡単に取る方法がないか
まとめてみました。

服の毛玉はなぜできる？

毛玉ができてしまう理由
それは着ている間の摩擦によるものが
ほとんどです。

着用中の動きによる摩擦や静電気で
繊維の先が絡み合い
玉状や束状になっていきます。

これが毛玉の正体です。

なので、摩擦の起きやすい
わきの内側や袖などによく毛玉ができます。

他にもデスクに当たる部分や
バッグと擦れる部分など
他の物との摩擦も原因です。

また、洗濯中の摩擦でも
同じことが起きます。

防ぎようがあるの？
ってくらい普通の行動が
原因になってるんですね…

厄介ですね～～

毛玉ができやすい素材

毛玉ができやすい素材というのがあります。

こうしてみると、
摩擦によって静電気が起きやすい合成繊維や
毛足のあるものは毛玉ができやすいようですね。

ウールは毛玉ができやすいけど
自然に取れやすいという
特徴もあります。

毛玉がつきにくい素材

毛玉がつきやすい素材もあれば
つきにくい素材もあります。

たしかに、これらの素材の洋服では
毛玉はあまり見たことないような
気がします。

毛玉のつきにくい素材を選ぶのも
毛玉対策のひとつですね。

毛玉をつきにくくする予防法

毛玉ができにくい素材の服だけを着るというのも
実際はなかなか難しいですよね。

素材以外での毛玉の予防法です。

おしゃれ着用洗剤

衣類の表面をコーティングする
効果があります。

コーティングによって繊維の毛羽立ちを
防いでくれるので摩擦を抑えてくれます。

柔軟剤

柔軟剤には静電気防止効果があり
素材を柔らかくなめらかにすることで
摩擦防止にもなります。

おしゃれ着用洗剤とともに
対策として取り入れやすいですね。

静電気防止スプレー

エレガードなど、静電気防止スプレーを
使うことで静電気による摩擦を
防ぐことができます。

ブラッシング

衣類用のブラシというのがあります。

着用後にブラッシングをすることで
できてしまった繊維の絡まりをほどき
毛玉予防に効果があります。

素材によっては強くブラシをかけると
逆効果になるのでセーター類などには
注意してください。

洗濯ネット

洗濯中の摩擦でも毛玉だできるということを
先ほどご紹介しましたが
その対策として洗濯ネットの使用があります。

すでに洗濯ネットは使っている！
という方も多いと思いますが
２つコツがあります。
洗濯ネット1つに入れるのは
1着までにしましょう。

２着以上入れると、洗濯中に
服と服が擦れて摩擦が起き
毛玉の原因になってしまいます。

また、大きすぎる洗濯ネットも
衣類自体の動きでの摩擦や
ネットとの摩擦が生まれてしまいます。

洗濯ネットは、中に入れる衣類とぴったりか
少しきついくらいのものを推奨します。

連続で同じ服を着ない

着れば着るほど毎日摩擦する機会が増えるので
毎日着ることは毛玉に繋がります。

とはいえ、セーターなどはまだしも
コートとなると毎日着ることも
ありますよね。

大事な服ほど、毎日着ないように
注意したほうがいいですね。

毎日着るしかないコートなどは
他に紹介した方法を駆使して
なんとか軽減させたいところです。

できてしまった毛玉の処理方法

どうやら毛玉ができるのを100％阻止するのは
難しそうです。

予防は大事ですが
毛玉はできてしまうものとして
できた毛玉のいい処理方法も知りたいところ。

毛玉取り器

まず浮かんだのはこれ
毛玉取り器。

値段は様々ですが3000円くらい考えれば
よさそうなものが買えそうです。

以前、100均で買った毛玉取り器を
使っていましたが、100均のものでも
ちゃんと毛玉を取ってくれました。

ただ、電池式だったせいか
少しパワーが弱いかな。

コードタイプのもののほうが
パワーがありストレスなく使えます。

ガードがついていたり
生地を傷つけにくいのでオススメです。

毛玉取り用ブラシ

毛玉を取りつつ
絡まった毛をとかして毛玉予防効果も
あります。

毛玉取り器よりもさっと使いやすいので
こちらも１本常備したいところ。

ハサミ

毛玉の数が少なければ
ハサミでカットするのも簡単な方法です。

ハサミで毛玉をカットするときには
毛玉をつまんで根本を切るようにします。

注意しないと生地や糸を切ってしまうので
気を付けてやってください。

クリーニング店

クリーニング店のオプションで
毛玉取りをしてくれるお店もあります。

もちろんオプションなので
料金は上乗せになります。

値段設定も様々なので
クリーニング店にお願いしたい場合には
確認してみてください。

毛玉の処理方法まとめ

オススメは毛玉が少ないならハサミ、
広範囲ならブラシや毛玉取り器でしょうか。

どの方法で毛玉を取る場合も
強く押し当てれば衣類を傷つけるので
注意しながら使用してください。

毛玉取りで絶対にやってはいけないこと

それは毛玉を手で引っ張って取ること。

繊維が引っ張られ生地が薄くなります。

さらに引きちぎった先が
毛羽立ちになり、また毛玉を作る
原因にもなってしまいます。

スポンジのザラザラした部分や
T字カミソリでも毛玉を取ることができますが
手でちぎるのと同じような状態になりやすいです。

なので、筆者はその2つの方法は
オススメしません。

まとめ

毛玉はどうしてもできてしまうものとして
洋服にひと手間かけて大事に扱うのが
必要ということがわかりました。

大事な服ほどちゃんとケアするように
したいですね。

毛玉を取る際には服を傷つけないように
くれぐれも注意して行ってください。